2019年1月28日月曜日

我が家の防災対策

 2018年9月6日の平成30年北海道胆振東部地震を機に始めた我が家の防災対策がようやく一段落した。

 全道ブラックアウトを機に今まで高額を理由に躊躇していた発電機の購入をやっと実行。最低でも冷蔵庫、暖房用ボイラーの運用が常時可能な発電量が賄える物で2800kwのインバーター発電機をチョイス。ちょっと高かったが・・・

 次は設置。

 発電機を家に直接繋げる為の電気工事。これは電気屋に依頼して北海道電力と発電機を切り替えるスイッチを付けてもらう。

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after 右が新設された配電BOX


配電BOXの中
レバーを上にすると北海道電力から給電、下にすると発電機から給電
写真は発電機から給電状態


 配電BOX設置の次は発電機の設置場所の確保。条件としては最悪の天候時にも使える事。台風や暴風雪の時でも使えることが条件だ。

 場所は玄関前のデッキと決めているので、雨や雪を防ぐ為に簡易な風除室的な物を作る。

before


after 白いものは換気扇フード


before


after


 排気が充満するリスクを回避する為と酸欠を防ぐ為に完全には塞がず、上部には隙間、換気扇の設置、発電機の排気を囲いの外に強制的に誘導。これだけやっても発電機を動かすと囲いの中の空気は結構宜しくない状態になるが今の所はこれが限界か。

 で、ようやく囲いが完成し発電機を据え付け、試運転を連続6時間程したが表面上問題なく運用できた。排気ガスが家の中に入ってくる気配もなく(風除室には侵入されてしまったが)、テストは日中だったが冷蔵庫、暖房用ボイラーも正常に動き、テレビを見ても大丈夫だった。ケルトも使ってみたが問題なさそうだった。流石にレンジを使う勇気はなかったが、余分な電気を使わなければ非常時には停電を回避することができるだろう。

発電機から右の伸びているのはマフラーからの排気を囲いの外に誘導する管


 発電機を買うのと合わせて非常食27食(10年保存)と水15年保存2L×29本と乾電池を調達。カセットコンロと予備ガス缶はもともとある。





 ま、これだけあれば一人で数日はしのげるだろう。

 実際のところ使う機会がないことを祈るばかりではある。10年後に非常食の試食をするのが楽しみだな。

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