2017年3月29日水曜日

時代は変わったのかね〜

 会社の名刺はネットで完全データ入稿で発注している。

 名刺や封筒やチラシなどを印刷するいわゆる印刷会社(?)。激安ではないが比較的安いのでいつも同じ所だ。

 で、前回色見が薄く仕上がってきたので、今回は注文時に「インクを盛って下さい」と備考欄に書き添えたのだが直ぐに電話が来て「盛るとは?」と・・・

 印刷はオンデマンド印刷なので、刷版にインクを付けてローラーを介して紙に転写するオフセット印刷ではなく、紙に直接インクを付ける方式らしい(インクジェットプリンターと同じと言えるか)ので「インクを盛る」事自体は出来ないかもしれないが、そもそも「インクを盛る」と言う業界用語を知らないとは思わなかった。

 印刷会社だから業界用語の基本は抑えていると思っていたのだが、今時オフセット印刷などは大会社じゃなきゃ扱わないので知らなくても問題ないのであろうか・・・

 私が印刷・製版会社に勤めていた時は小さな会社でもオフセット印刷は当たり前で「インクを盛って」と言えば普通に通じたのだが、時代が変わったのかね〜 時代に取り残されてますな。


[オフセット印刷とは]
刷版についたインキを、ブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーにいったん移し(Off)、そのブランケットを介して印刷用紙に転写(Set)されるといった、版と用紙が直接触れない印刷方式から、「オフセット」という。

[インクを盛るとは]
「山盛り盛る」と同じで刷版に付けるインクの量を増やす=盛る=盛って色見を濃くする・・・みたいな・・・

 

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