2014年3月10日月曜日

茶色いモアンを歩く

 昨日、2月10日に募集した「白いモアンを歩く」ツアーに同行した。一般参加ではなくスタッフとしての手伝いだ。天気は晴れ、風もなく絶好のスノーシュー日和だった。

 メインは雪上の新しいウォーキング道具”「スノーハイク」・・・形はカービングスキーを長さが1m位にした様な物で、裏面に滑り止め(前進は滑るが後退は滑らない)のフェルトみたいな物が貼付けられている。・・・での雪上ツアーだ。青森のメーカーの協力があり、ツアー客に貸し出された。

 スノーシューの参加はスノーシューを自分で用意する必要があったのであまり人数的には多くなかった。私はスノーシュー。スキーで歩くのは性に合わない。

 で、白いモアン・・・のはずだったが、3月に入ってからの暖かさと、2回にわたる暴風雪の風の影響で雪が飛ばされ&溶けて禿げ山になってしまっていた。と、言う事で、「茶色いモアンの裾野を歩く」ツアーになってしまったが、これはこれで楽しかったので良しとする。

真ん中奥がモアン山

 牧草地を突っ切り、しまった雪原をザクザクとモアン山の裾野を目指して進んで行く。晴れて風が無かったので、結構暑くなってしまった。途中からはシャツを1枚脱いでのハイクとなった程だ。

左がモアン山(上のモアンの反対側)

 コースは結構起伏があり、登り坂はキツかった。デスクワークの私には特に・・・スノーハイクのグループは下り坂では滑って楽しそうに遊んでいたが、その分登りは大変の様だった。


 さて、最後はこのコース最大の難所(?)最大のお楽しみポイント(?)の川渡り&崖登り!

 幅は2m位で水深も15〜20cmと大した川ではないが、かけられた渡り板は幅25センチ位で、しかも不安定。スノーシューグループは履いたままカニ渡り。ぐらぐら揺れる渡りはスリル満点。スノーシューを履いたまま渡るのは結構ドキドキするものだ。さすがにスノーハイクグループはスキーを手に持って渡る。それでも揺れる板を渡るのはスリル満点で皆さん「キャーキャー」いいながら楽しんで渡っていた。

スタッフが川の中でサポート

 そして、川を無事渡り終えたと思ったら! 今度は 超〜急な崖をよじ上る!


 足がかりがあまりなく、ずりずりと滑りながらもロープに助けられながらなんとかよじ登っていく。スキーを持って登るのは結構大変そうだった。かく言う私も、苦労した。私のスノーシューは体重に比例して大型で、足先の部分も結構長い。つま先を崖に突き刺そうにもスノーシューのフレームが邪魔してなかなか踏ん張れなかった。加えて、足が疲れでプルプルと・・・何回か踏ん張りが利かずに足が滑ったがなんとか無事に登りきる事が出来た。

 そんなこんなで、無事歩ききることが出来た。全部で2時間30分位か。なかなか楽しめたツアーであった。

 家に帰って、階段の上り下りは・・・プルプルカクカクで大変だったことは言うまでもない・・・

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